経堂五丁目特別保護区

経堂五丁目特別保護区のご紹介です
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◆経堂五丁目特別保護区とは
世田谷区は、そのまま放置しておけば住宅などの開発によって失われてしまう緑豊かな場所を区の条例で特別保護区に指定して、自然的環境の保全に努力しています。
経堂五丁目特別保護区は、神明の森みつ池、烏山弁天池、岡本静嘉堂、深沢八丁目無原罪に次いで、平成4年2月14日に5番目の特別保護区として指定されました。
この土地は、個人所有で大切に保護されてきました。平成5年には世田谷区の「せたがや界隈賞の部門賞・みどりの界隈賞」をこの周辺が受賞しました。
ロープ柵で散策路を設けてありますので、柵を越えないように静かに散策してください。
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◆園内の池について
この池は湧き水で満たされています。この湧き水は、比較的浅い層から出ているため、雨量や季節により水量は変化します。
世田谷区内には30箇所の湧き水がありますが、そのほとんどは野川・多摩川沿いの国分寺崖線の下から出ていて、ここ経堂五丁目特別保護区のように崖のないところから水が湧いている場所はめずらしく、他に烏山弁天池や深沢八丁目の無原罪特別保護区が知られています。
しかし、コンクリートなどによって雨水が地下にしみこむ量が減ってきたため、湧き水の量も減少しています。
世田谷では、湧き水の涵養や治水を目的として雨水の地下浸透を推進しています。
◆開放日のご案内
平成10年
11月21日(土)
11月22日(日)
11月28日(土)
11月29日(日)
平成11年
3月27日(土)
3月28日(日)

経堂五丁目特別保護区は上記開放日のみ入園できます。ご注意ください。
◆長島大榎公園の榎
この公園は、昭和37年経堂区画整理事業によって長島壮行氏の提供で開園されました。
大榎公園の名の由来になった榎は、昭和40年に樹齢700年だったという巨木でしたが、昭和44年の台風で真ん中から裂けてしまい、徐々に腐って枯れてしまいました。
現在はその名残を惜しみ、根元をレプリカとして残してあります。
(1998年11月記述)
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