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今日は我々三人を除いてアパレルコンパである。残念ながら我々には重大な用事がある為に参加できない。相手の女も我々に会えなくて実に残念な事だろう。しかしもっと時間がかかると思われた用事が終わってしまった。場末の安い風俗嬢のような低俗な女にしては物分かりが良かった。大体あんな風俗アガリのような女を相手にするからこうゆう事態に陥るのだ。そういう底辺と付き合う男の気がしれん。明らかに二日酔いの髭は全く役に立たんかったし。髭に迎え酒を入れてテンションをあげさせてコンパに乱入するとしよう。さぁアンパンで酒を買うでぇ
今何時やと思っとんねん…。そう、明日はハッピーデイナイスデイアパレルコンパ
世の九割九分九厘を占める、よーするにそこら辺歩いてるブッサイクとは全く異質の超絶世の美女と遊べる機会がすぐそこまで…。お前は来ーへんのやろ?やから前日に邪魔かい…。せっかく道行くブサイクから解き放れたと思ったのに…。いや、待て。まさかこれは嵐の前兆か?やめて…明日すぐ帰って。お願い。
髭の旧友の家に来た。我々のチームとは旧知の中である。髭が昔やっていたバンドのギターだ。髭に電話したらここにいると言われてきた次第である。何故かバンドのメンバーが勢揃いしていた。昔の話に花が咲いていたようで少し部外者といった感じで話を聞いていたら、久しぶりにギグっとく?とか言い出しそれぞれ楽器を片手に、ドラムまで引っ張りだしてドンツクやりはじめた。たまたまいた女を急遽ボーカルにしていた。髭がどうしても。といってナタリーインブルーリアとかいう外人のザットデイとかいう曲を指定した。非常に良かった。
明日は誰が何と言おうと休日。そう祝日。ホリデイナイスデイ
だがしかし…。我々の前に大きな関門が立ちふさがった。…人数が一人多い。待ちに待ったアパレルコンパなのに…。せっかく髭と大巨人が不参加だから平和に過ごせると思ったのに…。俺はお姉ちゃんと遊びたい。何が何でも参加したい。髭に相談しても誰かに下剤飲ましてドタキャンさせろとか合法ギリギリ発言をするばかり。さらに気になるのが何故この二人が不参加なのか…。まさか飛び入りで参加して場を乱すつもりか
有り得る…。明日はみんな電源切っとかなあかん…。
むぅ。500踏んじゃった。500回も見られてんのね、ここ。っていうかあたしが送った素敵な画像見てくださったかしら?髭クン。それで飲みすぎたのもきっと気分よくなるわね。ふふっ。
頭が痛い。死ぬほど痛い。気持ちが悪い。死ぬほど悪い。喉が乾いた。死ぬほど乾いた。コンパに行きたい。死ぬほど行きたい。カラダが動かん。まったく動かん。みーんな起きん。まったく起きん。夜中の記憶が無い。まったく無い。腹黒ぉ!お前がフラれるから怪力がおもしろがって、傷心パーティーするとか言い出したんやー。おかげで大惨事や。途中で30人くらいになったけどあれは一体なんやったんじゃ?説明せんかぁ!天然
目の前に死体が4体程転がっている。さすがに力尽きたようだ。最初の電話は昨晩の11時である。かなり飲んでいるようであった。次が夜中の4時。そして最後が今日の夕方5時くらい。一体何時間飲んで騒いでいたのか。男から二人、女から三人、苦情を受け付けた。おそらく髭と腹黒あたりがマシンガン悪口でも披露したのだろう。その惨劇はこの部屋を見ればわかる。夜は店にいたはずだがそれでもおびただしい数の空缶空瓶が転がっている。こりゃ今日は起きんな。せっかく女子大生のコンパを持ってきてやったのに。いやー実に残念後輩でも誘うか
いや。俺は若干言い過ぎやと思うたよ…。何が言い過ぎて、たしかにブッサイクやったけども、台所に包丁あるから首切って軽く死んで来いとか言うてはった。アカンよ。言い過ぎ。ホンマに死んだらどうすんねん。ここは俺の家やぞ。警察来たら俺に押しつけるやろ。あんたらは…。言うんやったら、外で車に飛び込んで来いぐらいのソフトなやつにしてもらわんと。まったく。髭と怪力が一緒やとロクな事が無い
口が悪いと言うか育ちが下品と言うか、ただ機嫌が悪いのか。相変わらずのマシンガン悪口であった。久しぶりに涙が出るくらい笑った。言われた方は泣いていた。さすがに昔ヤリマン今サゲマンとか言われたら泣くだろう。地球の方ですか?ニホンゴワカリマスカ?国に帰れ!貴様、人間の遺伝子は持ち合わせているのか?鏡持って無いやろ。一見、髪の毛に見えるそれも実はスチールウールなんやろが。…等々。奴の口から発せられた語録の一部である。まだまだあるが書ききれん。その女の男もシバカれてたし。やるな髭。遊びに来る時間が悪い。
久しぶりにやって来たと思ったらこの男、ゲームにハマッている。なるほど。ゲームをやっていたから三日ほど音信不通であったのか。なんだか良く分からない機械が取り付けられたゲーム機を持参でやってきてテレビを占拠されてしまった。せっかく週末なんだから船場やキタに行こうと思っていたのに。どうやら行く気が無いらしい。何やらよく分からないが改造コードが間違っとるやんけ。と叫んでいる。いきなり最強状態でできるんだとか。さすが元祖腹黒。いろんな裏技を駆使しやがる。…遊びに行きたい。ゲームなんかやめろやー
私がやってきた時、起きてた先輩は一人だけみーんな酒臭いし
せっかく遊びに来たのに…。と、思ったら三人くらい先輩達がドンパッパ(懐かしい
)やりながらお酒飲んどった。なーんかメチャメチャ危険な雰囲気やから話も出来ず
起きてた先輩がこれ書きや
て言うてくれたんで今書いてます
でもこれってあの先輩のケータイやんね
えーんかな
勝手に使って
何勝手につことんねん
とか言って無理矢理飲まされへんやろか
でも何でみんな本名は秘密なんですか?チームは私無いのにチームを名前にしろて言われるし
髭、怪力には笑いました
俺のツレにかなりの男前がいる。少々キャシャな男でいまいち頼りないが。この男は今日は災難であった。さっきまで俺、こいつ、髭無しのトリッキー、大巨人の四人でコンパに出掛けた。すると、腹黒、つまり髭無しトリッキーのお気にいりが出来た。が、この女はツレに夢中である。当然腹黒は奪いとろうとするが無理であった。勝負を諦めた腹黒は近くの居酒屋で泥酔死リーチの髭、怪力、ヤカラの3バカトリオを呼び出しこのツレに大量のアルコールを摂取させ、見事女をヒカせる事に成功した。が諸刃の剣だったようで、その後女はすべて退散した。合掌。
奴の宮迫好きは知っている。昨日も何回目の前でモノマネをされたことか。しかも今度はそれを彼氏(あたしと髭はそう呼ぶ)の結婚式でやると、意気揚揚と語っていた。プロレスでベッド破壊ありそうなことやね。プライドが次、大阪であったら今度は絶対連れて行こうと思っていたが、興奮のあまり技なんざかけられると困るなとちょいと弱気になったね。そういやこの夏確かBBQの際、あたしは奴に投げられた記憶あり。こうなりゃ誰か技かけれ役を同伴するしかあるまい。誰か立候補を。
閲覧者のリクに応えてたった今起こった惨劇をお教えしよう。うちはスカパーに入っているのだが、そこのスポーツ専門チャンネルで洋モノプロレスがやっていた。髭の事をどの程度ご存じかしらんが、奴は宮迫さんとプロレスが大好物だ。宮迫の物真似を見た事がないなら是非一度見てもいたい。そしてプロレスラーの物真似もよくする。そんなあいつがプロレスを見て黙っているわけがない。ベッドの上で大乱闘をくりひろげ見事奴は俺のベッドを破壊してくれた。と同時に奴の相手も負傷し奴は勝利のオタケビを武藤風味であげている。誰かあいつを止めてくれ。
誰も絡んでいないので放っておこうと思ったが、ここを気に入っているので絡むことにする。髭の周りはこんな奴らばかりのかぁと、納得しながら読んでいる。もっと髭の事を語っておくれー。ネタになりやすい奴め。しかし昨日は髭のしどろもどろになる姿をみて楽しかった。思い出してもほくそ笑んしまう。弱みをここで暴露してやりたい。敵に回したくないがいじめたい。そんな男の周りの方々もっといっぱい書いてくださいねー。
下の男、せっかく留守番という大役を任せてやったにも関わらず我々に反抗的な態度をとってきた。更に加えれば何だ?ファックもんじゃ焼きとは?奴の知能の低さを物語っている。髭に昔もんじゃの元を、こんなゲロシャブみたいなもん食える訳ないやろと頭からかけられたトラウマだろうか。だがしかし。我々に楯突いたのは不味かった。いまや髭と大巨人の玩具と化し裸にされ油性マジックで体に環状線の駅名を書かれている。しかし天満の次が何で京橋なのか…。桜ノ宮が見当たらんぞ。しっかり書け。
意味分からん久しぶりに遊びに来たったのに何で俺だけ留守番やねん。なんでケータイも鍵もほったらかして遊びに行くねん。これ書いて遊んどけやー。やとぅ
これやから自分勝手集団はぁ
お前のチーム最悪ー最悪ー。それでも関西人かー
会うなりいきなり蹴るて何考えてんねーん
俺もパチンコ連れてけー
お前らなんか死んだらえーねん
このウケ狙いチームがぁ
むーかーつーくー
怒れる男がいる。久しぶりに自分の事で本気で怒っている。ツレの悪口を言われない限り雲のようにフワフワしている男が。この嵐、やはり一筋縄ではいかなかった。事態が好転する兆しも見えない。いかにしてこの男を鎮めれば良いのだろう。花は散るべくして咲くならば、雲はその行方を風に任せなければならないのか。誰が風になるのだ。突風が吹き荒び奴は荒れ狂っている。中途半端な風ならばその身を削るのみ。大きな風が必要だ。大きな風が。
嵐がやってくる。今回のは極めて大きい。どのような被害が出るのか皆目見当が付かない。恐ろしく危険な事だけはたしかだ。我々は嵐を鎮める為にそれに飛び込まなければならない。久しぶりにあれだけ気が狂ったあいつを見た。火をつけたのは女だからタチが悪い。あの彼氏も可哀相に。呪うなら己を呪ってくれ。大体騙されるあいつもあいつだが、あいつを騙そうという根性だけは讃えねばなるまい。死なないように我々が止めてやるからさっさと謝ってくれよ。でなければお前らバカップルがどうなっても我々は知らんぞ。
ある女に骨抜きにされた男を知っている。この集団で知っているのは俺だけだ。髭の生えていないトリッキーには言えないのだが。何故ならこいつを昔フった女だからである。他の奴、特に髭と大巨人がこの事実を知ったら鬼の首を取ったかのように狂喜乱舞する事だろう。これは髭の携帯だか奴は見ないらしいので大巨人狙いでここにチクるとしよう。しかしここは我々以外誰か見ているのか。髭は気にすんなと吐き捨てたがやはり気になる。誰か見ているなら何か意見を。
神を凌駕した存在の男がいた。すべてから突出した彼は結果、死という摂理に敗北するまで、我々は一部のトリッキーを除いて崇拝に近い憧れを抱かざるを得なかった。あと二ヵ月もして年が明けると供に彼の四回忌がやってくる。が毎年決まって誰にも増して感情を表わにするのは自分を彼と同等、いやそれ以上だと信じて疑わない例の二人だけだ。奴らの哀しむ顔は見たくない。我々にできるのは死と言う摂理を余りにも早く迎えないように努力するだけである。
髭を生やしたトリッキーは世の中に否定的だった。無論、今もそうだが。奴は最近あまり元気が無い。というか人間的に丸くなった。昔のように気に入らんと吐き捨てて見ず知らずの奴をいきなり蹴り倒すといった暴挙はしなくなった。これが大人になると、年を取ると言う事なのか。奴があれほど嫌っていた社会の犬に近付いている。だが、我々が思い描いていた程、しょうもない大人になるのだけはさけれそうだ。ローンや子供、家庭の為に働く下等な大人にならずに済みそうなだけ幸せだろう。こいつの呑気な寝姿を見るとそう思う。ここは俺の家だぞ
もう一人、我々はトリッキーな奴を知っている。トリッキー同士、馬が合うのか前の奴の一番の親友だろう。こいつらがツルんで酒を飲むと何が起こるか解らない。しかも二人とも鬼のように酒が強い。その二人が酔うと我々では手がつけられない。はっきりいって酔った二人に遭遇したらそれは天災と諦めるしかない。早く肝臓を病んで酒が飲めなくなる事を切に願うばかりである。しかしこいつも何故こんな不思議な性格になったのか。レベルの低い女とばかり遊んでいたからか。トリッキーのやる事はよく解らない。
俺と同じ車の男がいる。俺のはブルメタのオールペンで非常にキューティだが奴のは黒。まっ黒。俺のはターボ付き。奴のはNA。俺のはフルエアロ
奴のはフロントだけ。なのになんで俺の方が立場が下なのか。訳のわからん外人の曲は常に流れてるし。絶対にあいつの車の方が下品やのになんで俺のが下品とか言うのか。見るからに俺の方が人間的にも高貴なはず。あの下品な男には日産は似合わない。トヨタあたりのしょうもないアリストやらセルシオあたりのB級の車に乗るべきだ。うん絶対そうだ。それよりおまえ早く起きろ。
俺も解らない。このトリッキーな男だけは。昔からそうだ。俺は下の奴の次に付き合いが長い。が、しかし解らない。何がこの人間をこんな理念の持ち主にしたのか。したたかで常に何か腹の底で企んでいる。非情と思える程冷たいと思えば優しいと思える時がある。情緒不安定なのか?違う。こいつが厳しいのは自分に関わりを持たない他人だけ。異常なまでの仲間意識。寂しがり屋。そのくせ独りが好きな男。素直に自分をみせるのを嫌がる男。女には絶対ウケが悪いだろう。だが、ツレにしたら絶対魅力的な男。今日も何をするのか解らない。誰かお守りを。
トリッキーな男がいる。長い付き合いになるが未だによく解らない時がある。何をしたいのか。どうしたいのか。いつもヘラヘラして軽い感じがするが心底では何を考えているか読めない。あいつの‘好き’は得にあてにならない。本気で好きだとか口に出したらまずそれは本気ではない。言えば天の邪鬼だ。あまり本心を見せない男。必ず何か一つ企んでいる男。今日も朝から来たかと思えばいきなり寝ている。一体何がしたいのか。こいつの事がもう少し解ればもう少し振り回されずに済むのかもしれない。それはそれで楽しいのだが。とりあえず髭を剃れ。
俺達は仲が良い。俺達を引き裂くのは無理。断言できます。誰に彼女ができよーとも。必ず誰かと誰かが一緒にいる。俺達が一度結束したらダイヤより硬く海より深い。ただこれだけは言わせてもらいたい。リョよ。泊まるのは別にかまわん。みんな呼ぶのもかまわん。そして毎日ギャーギャー騒いでみんなでこれを書くのもかまわん。んがしかし
ベッドは家主に使わせてくれ。いーかげんソファで寝るのは無理やがな。それから人の携帯って使いにくいがな。ここにすぐアクセスでけるようにしてくれやー。電池もあらへんがな。充電せい。勝手に酒飲むな
我々は何故か彼女がいない奴が多い。理由は単純明快。誰も作る気が無い。基本的に女の為にいちいち時間を作ってられるかと言う考えを持っているからだ。そのくせ遊びたくなったらコンパに行ったりナンパに行ったりして欲求を満たす。良く言えば我々はゴールジュでは無くロマニーだと言える。悪くいえば自分勝手と言えなくもない。もし特別な女が出来たらしばらくしてから仲間に話すのが暗黙の了解。デートも大阪以外でして足がつかないようにしなければならない。でなければ何を言われるか解らない。だからみんな彼女を作らないのか?俺は作ろかな。
異常なまでにヤンキーを嫌う男がいた。自分の事を棚にあげて。奴は何があっても彼らを許す事が無かった。塀の向こう側に行く事になってもその考えが変わる事は無かった。何がそうさせたか。勿論我々は知っている。薄っぺらいヒューマニズムと意味不明の正義を語る人種とヤンキー。奴らが原因だ。どちらかが彼に関わらなければ、あるいは…。
死ぬ事によりその存在を我々に示した男がいた。遊んだ記憶はおろか喋った記憶すら、無い。奴がどういう人間なのか、知る事は無かった。死ぬまで名前すら定かではなかった。奴の遺品の日記から我々に憧れを抱いていた事を知る。しかし我々にはさして感情も湧かなかった。日付はかなり前に記されている。ならば何故もっと早く言わなかったのか。我々と遊んでいてもおそらく死んだだろう。だが、冥土の土産として思い出の一つや二つ作る事はできよう。死んでから色々言われて美談に使われるくらいならそっちの方がマシだ。我々は道具じゃない。