浮遊
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「独り言」頭ん中が浮遊する。夜遊びもつまらなくなった。さて。何するかな。(きょ)
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0038.最終章(きょ(N502it))2001/11/20(火)00:17

愛する男にだけうつつをぬかす為、みっともない悪あがきを書いてみました。ふっきれない思いや、馬鹿馬鹿しくも楽しかった日々を思い出してみました。読んでくれてた人がいたならありがとう。気がむいたら、またあらわれます。最後に。みんな悩み苦しんだり、忘れられない傷をもったり。ここには書けなかった思いもあるけど、全部ひっくるめて、そういう思いや経験が今の自分を造ったんだって、最悪な事も今の幸せの為には無くてはならなかったんだって思えます。何も知らないピュアより色々経験して濾過されてピュアな方が断然素敵だと思いませんか?


0037.平穏(きょ(N502it))2001/11/19(月)23:53

人の数だけ愛の形がある。そして正解なんてどこにも無い。『失われた半身を求めて』の話通り、本当に半身を探し求め続けているだけなのかもしれない。そこには目印も何もない。私は彼に巡り合った。彼は、共に生き、年老い、どちらかがその時を迎えたら、共に死のう。と言った。永遠にかわらぬ愛なんて信用できないという私に、彼は、今日も言った通りだったなって思いながら、気がつけば何十年経ち、最期を迎えた時に本当だったなって思えばいいよ。と笑った。力がぬけた。知らない間に武装してた心に温もりが流れ、人を愛する事が楽になった。


0036.明け方の電話2(きょ(N502it))2001/11/18(日)01:53

彼女が落ち着くまで、約一時間。とにかく黙って話を聞いた。彼女はとても、あのクソ男を愛している事がわかった。あんな真面目な彼があなたのもとへ走った。あなたには彼の気持ちを受け入れる責任がある、と。彼女は知らなかった。彼が女好きだったという事。そして私を愛しているのでもなく、ただ、逃げたかっただけだった事を。話を聞いている内何故か彼女は不安や悩みを話しだした。きっと淋しかったんだろう。話がおちついた頃仕事場で彼に会った。彼は笑ってごめんなって言うから、蹴り上げてやった。あれから、6年。彼の浮気の虫は健在らしい。


0035.明け方の電話(きょ(N502it))2001/11/18(日)01:37

何故その男と寝たのかなんて、今考えても答えはでない。強いて言うなら、皆彼が好きだったから。そして彼が私を選んだから。彼には妻子がいた。学生時代から付き合って、子供が出来て結婚した。という話を寝た後に言う様なつまらない男。そして妻子を捨て様とした情けない男。その落とし前のつけ方として、彼は私の電話番号を嫁に渡した。明け方5時前。見知らぬ女からの電話で目が覚めた。主人が好きな女が出来たと家を出た。だから、彼をあげる。と。勿論丁寧にお断わりした。すると半狂乱になり、思いつく限りの罵詈雑言を私に浴びせた。


0034.温もり(きょ(N502it))2001/11/13(火)23:26

寒いわけでは、ない。寂しいわけでもない。なんとなく脱力した様な、ぽっかり穴があいた様に、何かが足りなくなる瞬間がある。そんな時、静かに温めて欲しくなる。悲しい、辛い、苦しい。そういった名前のついた感情はどんなに激しくてもなんとか、なる。泣けば少し楽になったり、飲めば気を紛らわす事もできる。でも、この静かな諦めにも似た感情は、手に負えない。人の温もりが欲しくなる。


0033.優しさ(きょ(N502it))2001/11/12(月)00:39

優しさと自我の無さをはき違えている男が最近増えた…のでは無く、最近特に目につくだけの話だろう。彼、優しいの。とのたまう女は、大概、その男と別れる時には、自分が無い頼りない奴とかなんとか仰る。恋の始まりには気が付きにくい。我儘をきくだけは優しさでは無い。どうでもいい所の優しさなんてのは、優しいのでなくただ便利なだけ。自信が無いから甘やかす。私は、我儘も包み込める大きさがあり、自分の中で一本筋が通っていて、どんな事があってもこの人が守ってくれるという安心感を無言で感じさせてくれる男に優しさを感じる。


0032.時間(きょ(N502it))2001/11/11(日)00:57

人がまばらな平日の午後、遅めのランチをとる。お気にいりの時間の過ごし方。見晴らしがよく、海か緑と陽がなくてはならない。勿論料理はおいしくて、給仕はおしゃべりでない方が断然良い。天井が高く、食後の珈琲は香高く、紅茶なら温めた牛乳を添えてくれれば、尚嬉しい。雨の日は隠れ家的なイタリアンのあの店。天井と壁の合間に覗くガラス使いが雨を美しくみせる。連れは、気をつかわない男か私一人。女の友人とはついおしゃべりが過ぎる。恋愛中の男と過ごす時間を愛している。が、この全身飽和させる時間は、日常の狭間のちょっとした贅沢。


0031.火葬(きょ(N502it))2001/11/08(木)23:48

どうしても、隠し通さなければならない想いが、ある。一番苦しめられ、一番幸せを感じたあの人への想い。そしてこの想いは今一番大切な人を苦しめる。あの人の呪縛から解き放たれなくて、もがき苦しんでいた時に今の彼に話し、自分の中に封印した。そしてその代償に彼を傷つけた。あの人への想いは男女のそれでは無くなったけれど、私の絶対だったあの人を完璧に葬り去れない。彼の言葉や指や息づかいを忘れる事ができない。私が死を迎え火葬される時、あの人への想いは、煙と共に天空へ解き放たれるだろう。それ迄は私の中に永遠に封印される。


0030.抹消(きょ(N502it))2001/11/08(木)23:19

許せない事があっても、リミッター外されても、自分にふりかかった事は自分の中で抹消すればいい。守るべきものの為。万一、私の身に何かあれば、彼は迷子よりもっともっと途方にくれる。その事に気付いてからは、滅多には外れなくなったリミッターも大切な人達に向けられた悪意には、簡単に外れる。ごくわずかな人達だけど。自分で感じる痛みより、大切な人が痛みを感じている方が何百倍も、痛い。


0029.破壊癖(きょ(N502it))2001/11/02(金)11:51

癖は治らない。穏やかな生活が続けば続く程に。幸せすぎると人は悲しくなる。あまりに眩しい陽を浴びると目の前が真っ暗になる様に。執着をしてしまえば、破壊癖は一気に加速する。こんなに執着してしまったもの。すべて自分の判断。人に突然の終わりを告げられる訳にはいかない。突然の出来事には、対処しきれなくなる。まぬけにうつつをぬかしてると。自分の面倒は自分でみる。自分の気持ちのおさめ方は知っている。世の中動かせない事実があるとわからされた時から。破壊癖がでても醜態をさらけだせても側にいたい男としかいない。つまらないもの。


0028.碧(きょ(N502it))2001/11/01(木)23:16

炎天下をなんの目的も無く、歩く。時間が止まったようなこの土地で。フェリーから降り立つと、抜けるような碧さに圧倒された。妙に、鮮やかな色彩。なのに全てが現実感を伴わない。国の保護を受けて、何十年何百年変わらぬ佇まいをみせている島。この地の人々が言うように、精霊に支配されているのかもしれない。シーズンには本島からの観光客でおしよせるコンドイ浜は、今は怠け者達に占領される。本来の姿をさらけだして。
道ゆく人達と挨拶を交わす。言葉にそれ以上の重みを含まない土地と太陽。言葉なんて意味をなさない。流れてゆくものが全て。


0027.自堕落(きょ(N502it))2001/10/30(火)23:59

最高に楽しくて最低だった日々。二十歳そこそこの若僧に、これ以上ない笑顔をふりまいていた、おそらくは内心舌をだしていたであろうホテルマン。常連にはさからえないですね。バランスで金額をつりあげて遊んでいた私達に眉ひとつ動かさなかったバカラ狂いの院長センセ。仕方無い子供達だと笑いながらいつも迎えてくれた会員制クラブのママ。あんなにスノッブだったのに、店は今潰れかけ。狂った日々よ、さようなら。あんなに忌み嫌った普通の幸せを満喫してます。


0026.雨(きょ(N502it))2001/10/28(日)23:25

公園の芝の上で寝そべり他愛もない話をしていた時、雨がぱらつき始めた。起き上がるには、体がだるく、二人はそのまま怠惰に過ごす事にした。雨が本格的にふり始めた。空はほんのり青く、芝は水を得て、緑を増していた。雨がとても美しかった。次第に大雨になり、私たちを容赦無くうちつける。雨が落ちてくる様は、勢いを増す程美しい。通り雨がやむまで、ずっと仰向けに寝転がり、雨をみていた。すっかり空が晴れた頃、今迄楽しかったね、と言うと彼は静かに頷いた。雨が降らなければだらだらと続いたであろう、所謂不倫の結末。


0025.渇望(きょ(N502it))2001/10/26(金)23:48

抱き合ってもキスをしても、セックスをしても埋め尽くせない隙間があった。優しく首筋を撫でられ心地よさに目を細める。次第に物足りなくなり、抱き締めてとねだる。息もつけない程抱き締められると、更に隙間を埋める様にキス。キスを重ねると吐き出される息に甘い尾鰭がつき、体を重ねる。夢中にお互いを貪り続けても彼が果てても私は願った。もっと。もっと。骨ごとバリバリ噛み砕いてしまいたかった。出来る事ならば余すところ無く彼の全部を平らげてしまうか、平らげられてしまいたかった。抱いてじゃなく、『食べて』が口癖だった頃の話。


0024.貴腐ワイン(きょ(N502it))2001/10/26(金)00:02

こんな字だったと思う。多分。腐った葡萄を樽につめてたら、偶然生まれたんだかなんだか。ちゃんと覚えてないのは、その話を聞いたのはずっと前で、その話を聞いたお店も今は潰れてしまっているから。その時の情景だけは頭にやきついているのに。甘ったるいワイン。神様が偶然与えてくれた高貴なワインなんだ。と、甘いものが苦手な彼がこの甘ったるいワインを味わいながら笑って言った。この名前が気に入った私は煙草で甘さを打ち消しながら啜った。それを見てマスターが、ここは貴腐人間の溜り場です、と笑った顔が懐かしい。


0023.飴玉(きょ(N502it))2001/10/22(月)00:24

あなたは飴玉を口の中で転がす様に女とつきあい、そして甘くなりすぎたら、ぺっと吐き出す人。って言われてふられた。と情けない声で電話がかかってきた。そういえば飴玉を使ったアレってもひとつだね。口ん中甘ったるくなるわ、べたべたするしって言うと、ばぁっかっ、そんな小道具使わなくても俺はすごい。と妙に元気になり小一時間もりあがる。そして、ふと、俺なりに愛したのに…だって。あまりに可愛らしくて笑ってしまい、伝わらない時点で駄目だったのよ。と言うと、妙に納得して電話はきれた。でも、彼は本当に先の彼女が言ったまんまの人。


0022.幸福(きょ(N502it))2001/10/21(日)00:43

働きもせず、家も飛び出していた若かりし頃とにかくお金の無い時期があった。その時にコンビニでパンを買ってくれた人がいた。高価なバッグやホテルの食事より、何も言わずくれたパンの方が何百倍も幸せな気分になった。あんなに幸せな気分になったプレゼントは後にも先にも、無い。


0021.愛(きょ(N502it))2001/10/15(月)23:49

すごく解りやすくて解りにくい言葉。胸の中に押し寄せる感情に名前をつけたら、それは愛。だけど、一人になるとふと思う。愛ってなんだろって。どうしようもない位愛した男がいた。彼と離れるなんて想像も出来ず、別れた後もずっと一緒だった。彼の悲しむ顔は見たくなかったし、今も見たくない。別れた男の幸せ祈る…なんて嘘くさいって思ってたけど、今は心底そう思う。奴には幸せになって欲しい。ずっと笑っててくれたらって。もし悲しんでたら、気になって仕方無い。ほっとけないもの。そんなに惚れた男も今は過去。過去は美しくみえるもの。


0020.軽やかなる口(きょ(N502it))2001/10/12(金)22:01

語りすぎる男は信用できない。格好ばかりでお話にならない場合が多い。優しい言葉を乱用したり、都合の悪い事には、開きなおりながら自分を正当化しようとなさる。他人からどう見られているか、興味のないフリをして最も気に掛けている。端からみれば、なんと馬鹿馬鹿しいまでなのに、そういう男にはまった女は気がつかない、フリをする。余計な事は語らずとも、女は守られている事に気付くものだと思う。気付かなければ、単なる馬鹿かそこに愛はないかもしれない。自分の事を語りすぎる男はたまらなく欝陶しい。


0019.馬鹿な女(きょ(N502it))2001/10/07(日)01:37

一生懸命人に好かれようと、自分のポジションを確保しようとやっきになっている女がいた。好かれている事を横目で確認しつつ。偉いなぁ…と当然思う筈もなく、憐れにしかみえない。貧乏くさい女。何故かそういう媚というのは、露呈してしまい、他人様の知るところとなる。さりげなさを装えば装う程。何故に、そんなに万人に好かれたいんだろう。他人の顔色を伺い求められてる自分を演じたって本当の自分が好かれているわけでもないのに。そんな事するくらいなら、一人の方がよっぽど楽だ。


0018.離島(きょ(N502it))2001/09/30(日)03:08

大好きな島がある。空がやたらに青くて、風がとても心地良い島。時間が、そこだけゆっくり流れている気がする。季節は、春前。海を満喫させたいのか、海開きが3月末におこなわれる。真夏になれば、人で埋め尽くされるその浜も、その頃に訪れると、人もまばら。観光を放棄した旅行者が、自分だけの時間を過ごしている。ある者はサンシンを弾き歌い、ある者はただ寝そべり。3月末だというのに照りつける日差しの下、にわか島民の私は、火傷を負う。火照った肌を海水で冷やした時、風と海と島に流れる空気で、自分の中の膿がやっと消毒される。


0017.目と口の効用(きょ(N502it))2001/09/28(金)00:13

目は口程にものを言うと申しますが、さて、目だけで伝わるだろうか。なら、こんな楽な事はない。何も言わずにわかって欲しいと思う事もあるけど、それをいくら目に託してみたところで、無理。世の中そんなうまいわけがない。口でどれ程うまく言ってみても、目をみりゃわかるというのは有りだと思う。しかし、嘘のうまい奴もいる。信じたいなんて綺麗事言ってるから、自ら相手の嘘の片棒をかついでしまう事もある。目はものを言う。でも、それは推測の域をでないし、見てる側の思惑も入りこむ。言葉があって初めて、活きてくるのだと思う。


0016.ブルースナイト…(きょ(N502it))2001/09/26(水)04:04

山の様に積もった仕事を終えた私達はそれぞれ自分に祝杯をあげた。お疲れ様。陽が傾く前だった事もあり、イタリア料理屋で、軽く食事をしながら、上品に飲み始め…勿論それだけで満たされる訳もなく…行きつけのバーへと場所は移り…杯を重ねすっかりテンションがあがった私達の前に登場したのは、ブルースハープを携えた男の子だった。懇願する私に快く(?)応じてくれ、ブルースナイトとなり、大盛り上がり♪…までは良かったが…酔っ払った私の友人が、仕事用のおっきな鞄から取り出したるは、ウクレレ…ブルースハープとウクレレの悪夢が続いた。


0015.博愛主義(きょ(N502it))2001/09/24(月)00:19

昔某クラブで友人がひろってきたブラザーA。祖国へ帰れば有名なんだと胸を張ったチビなボクサーJ。あまりの美しさに道で見惚れてコーヒーをご馳走になったB。ジューシーな手のあまり、酒の肴にいつもがしがし噛まれていたM。近所のスーパーで重いカゴをもってくれたK、そういえば嫌いなトマトをくれたっけ…香港へいこうと突然叫びだしたL。会社の窓口で毎日大道芸をしてくれたS。顔が異常に小さかったT。みんなお元気かしら。もう国へ帰ったのかな。日本語とカタコトの英語しか話せなくても、通じると知った日々。またいつか。


0014.夜景(きょ(N502it))2001/09/21(金)01:31

昔、この夜景全部あげるという台詞を吐いたドラマがあった。夜景好きの私に同じ台詞をのたまった奴がいた。オリジナリティーのない気持ち悪い奴。ドラマだから成立してるのであって、実生活で使うとこれ程陳腐なものは無い。聞いているこちらがいたたまれなくなる。ただ、夜景が好きなのであって、雰囲気に酔いたいわけでも何でもないのだ。日本全国かなり、夜景を見てまわった。印象に残っているのは、長崎の夜景。函館よりも、私は好きだ。後、パークハイアットでみた夜景は酔いも手伝い素晴らしかった。飛行機からみる夜景も素晴らしいよね。


0013.最後の嘘(きょ(N502it))2001/09/19(水)23:40

彼は最後迄、嘘をつきとうした。強い人間を演じ続けた。使い果たした才能を気合いでカバーし続けた、哀れな天才。才能のない私は彼の才能を切望した。枯れはてた才能とは気付かずに。彼に少しでも近付きたくて、努力した。才能のなさを経験がカバーし始めた頃、彼のセンスが絶対だった私が、自分の意見を持ち始めた頃、私達は別れた。それから二ヵ月後、彼に再会した。その時に彼は、でも、お前が好きだったよ。と言った。その一言で全てが虚構だったと気付いた。彼が理想とする彼を愛してる女を通し、演じれてる自分を確認し安心していただけだった。


0012.恥ずかしい思い出(きょ(N502it))2001/09/19(水)01:45

音楽は、ココモ。当時つきあってた奴の、アパート(マンションとはよべない代物)に泊まり込んでたとある夜。夜中にコンビニまで遠足をする事にした。便利な筈のコンビニは歩いて30分のところにあった。クリームチーズとクラッカーと赤ワインを買い込み、帰り道にある公園で、宴会を始めた。月がとても綺麗な夜だった。酔っ払った二人に流れてきた音楽は、いちゃついてるカップルの車から、こぼれおちてきた、ココモ。二人月の下で、唐突にチークタイム。今思うと恥ずかしくて走りだしたくなるけど、恋愛とは常軌を逸するからおもしろいんだよね?


0011.音楽(きょ(N502it))2001/09/18(火)00:45

懐かしいアルバムがでてきた。『ELLA FITZGERALD』。キスの代償。友人に連れていかれた店。友人といったのは、ほんの数える程度。みんな個別に行き、それぞれの近況をその店のマスターから聞くという、私達にとって、私達の店だった。私一人がお客だったある日、マスターがカウンターを越えて口付けた。プロとして失格だね、と笑いながら、なんの感情も呼び起こさない彼の口付けをうけた。照れるでも喜ぶでも怒るでもなく。でも彼はどこか痛そうな顔をして、このCDを差し出した。キスで印象は残せなかった彼だが、このアルバムをみると思いだす。


0010.テロ(きょ(N502it))2001/09/13(木)23:44

本当にオサマ・ビン・ラディス氏によるものなんだろうか。戦争は、景気があがる。あまりにも、お膳立てされすぎている。パールハーバーを彷彿させすぎる。何が本当かなんてわからない。情報はいくらでも操作できる。パクスアメリカーナ。アメリカによる世界平和。この言葉が頭でまわる。戦争が始まると日本がまきこまれないとはかぎらない。しかし、日本だけでなく、世界中、愛する人達を失う悲しみを政府や狂った人達に味あわさせられるおぼえはない。人の命は同じなのに。


0009.酒と笑いと男の昔話(きょ(N502it))2001/09/06(木)01:41

これ程おもしろい事はない。つまらない世間体もいらない。おいしいお酒と若気のいたりの思い出話。よくあんな事してたよなぁと大笑い。よくあんなチープな誘いにのってきた男もいたもんだと大笑い。やんちゃな言葉とすれっからしの女たち。なのに、本気になった男の話には皆口を閉ざしてる。執着しすぎた男達の話は、気恥ずかしさでいっぱい。そういう感覚が居心地いい。興味本位の質問を善意の仮面で隠す事もない。恋にうつつをぬかす奴には、おもしろがって聞いてやる。幸せそうな顔はとても、まぬけで、とても、可愛い。


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