わんわんわん(・o・)
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「独り言」預かりワンコ達(しほ丸)
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3.内容

投稿

0072.5代目 ポンゴ(しほ丸(N2701))2005/02/23(水)14:35

【賢い


しほ丸が大好きな大好きなスィートポテトを食べていると

ポンゴがやってきた




賢いポンゴは

ほしくてほしくて堪らないのに

お利口におすわりをして待つ




わざわざポンゴにあげるのが面倒臭かったしほ丸は

これ幸いとばかりにおすわりポンゴを無視してやった




すると、ポンゴのヤツ、待ちきれなくて鼻をヒュンヒュン



それでも無視していると


バレなぃくらぃに、少しずつ少しずつにじり寄ってきた




キッと睨み付けてやると




ヒューゥーンと不満げに後づさり






うほほほ、賢い犬はえぇのぉ(・o・)





なんだか偉くなったみたぃで威張りくさるしほ丸






そして、天罰は下った








プッシューン


ギャウ(_゚゚)






しほ丸のスウィートポテトが
しほ丸のスウィートポテトが





ポンゴの遠隔攻撃やられました(p_q)






ポンゴの大きなくしゃみにより

ポンゴのヨダレだらけになっちまったスィートポテト







食えるはずもなく


敢えなくポンゴのおやつになりました


0071.5代目 ポンゴ(しほ丸(N2701))2005/02/23(水)10:14

【賢い!】

ポンゴは、すぐにぉ父ちゃんをボスと決めた


常にぉ父ちゃんの右横にピタッとひっつぃて、

キリッとおすわりをしている



みんなの命令も、よく聞く



『おすわり』や『お手』はもちろん

『待て』や『おあずけ』、『ハウス』もきちんとできる




多分、もっとたくさん出来る事があるはずなんだけど

やり方が分からない



家にも、勝手にあがらなぃ

机の上のご飯も、勝手に食べない





人間の目を、ジッと見つめて

許可を待つ








訓練を受けた犬だ




それは、見て明らかだった




最近は、大型犬を飼う時、
子犬の頃に訓練に出す人が増えている





訓練って、すごぃ






さすが、金持ちの犬は育ちが違うね(・o・)





ちなみに我が家は




『は犬に美容院だとふざけるな



とか言いながら

昔飼ってたプードルを、
我流にザンギリカットにしていた家です





えぇ、よく『何の雑種ですか?』と聞かれてましたよ


0070.5代目 ポンゴ(しほ丸(N2701))2005/02/23(水)00:14

【ポンゴ(・o・)】

その犬の名前は、一瞬で決まった



ポンゴ



ご存じ、『101匹わんちゃん』のお父さんの名前です




両耳に綺麗に入った黒い柄


強く優しく逞しく

凛とした立ち姿



それでいて、ちょっとマヌケな一面もあり…






まさに、『101匹わんちゃん』で見た、あのポンゴだ(・o・)






こいつ、絶対、高かったよ!

15万はしたね!

いやいや、20万はするよ!





あまりに綺麗なダルメシアンに

なぜか値踏みを始めるしほ丸一家






すんません、みっともなぃ家で







かくして、貧乏しほ丸一家は

我が家に似付かわしくなぃ『かっちょいぃ犬』ってヤツを連れ回せることになりました


0069.事件です(しほ丸(N2701))2005/02/22(火)03:44

最後の預かり犬、茶々をお見送りしてから、2週間




『犬がいなぃって、寂しいねぇ』


なんか話していたら



『実は…』

と、お母ちゃん




とんでもなぃ事を打ち明けてきましたよ





『実は…






明日、ダルメシアンが来ることになっちゃったテヘ』




はぃ




あなた、今何て言いました?






しほ丸がもぅ面倒見れないから、

犬は預からないって決めたぢゃなぃですか




『だって、かわいそうだったんだもん!』

と、お母ちゃん





んで、なんで今の今まで黙ってたのさ!





『来ちゃったら、もぅ断れないかなと思って





いかん病気だ


我が家は、おかしな罠に填まり込んでしまったみたぃだ






というわけで


お母ちゃんの既成事実作りは見事に成功し



翌日には、5代目預かり犬がやってきた








はぁ…



茶々を手放した意味は何だったんだ


0068.完結(しほ丸(N2701))2005/02/15(火)20:24

預かりボランティアをして誓ったこと




犬を捨てないということ




↑当たり前




捨てた人も、別に喜び勇んで捨てたわけぢゃなく

とっても大きな事情ができて

苦しんで苦しんで、泣きながら捨てたんだと思う



捨てた子の幸せを心から祈りながら

今も良心の呵責と戦い続けているんだと思う



うちに来た子達の元飼い主さん達に教えてあげたぃ



あなた達から引き取った子達は

とっても幸せになりましたよ



ちなみに、茶々も来週、学校の先生をしてる里親さんに貰われるそうです




ただ、


うちに来た子達以外の消息は分かりません


運よく幸せになった子もいるでしょうし

当たり前のように、殺処分になった子もいるでしょう



でも、


殺処分された子も元飼い主さんを恨んだりはしてなぃと思います



そんなに、犬は賢くなぃですから。




自分が何か悪いことをしたから殺されたって


単純に、そう理解しながら殺されていったと思います




預かりボランティアをして分かったこと




犬は、人を恨むことを知らないということ


大きな裏切りを受けても


ずっとずっと、人を信じてるっていうこと





だから、誓った




犬を裏切らない


犬を捨てない










ちょっと犬を飼うのが恐くなりました


0067.4代目 茶々(しほ丸(N2701))2005/02/14(月)23:17

【お別れ】

茶々の期限がやってきた


茶々は新しい里親さんではなく

新しい預かりボランティアさんのところに行った



迎えが来ると

茶々は素直についていった


それが当たり前のように…




茶々は知らない



この世の中に安住の地というものが存在することを…



生まれてから数か月で捨てられ

警察や保健所を経験し

しほ丸んとこにやってきて


ここでも、またお別れを強いられる




生きるとは、こういう物だ



茶々は、そうお勉強していってるに違いない






違うよ!茶々!違うんだよ!




犬はね


犬は…




一番大好きな飼い主さんと
ずっと一緒に暮らすもんなんだ!








こんなこと

結局、飼ってやれなぃしほ丸が言ったって

何の説得力もあったもんぢゃなぃんだけどね…










『この子、ここが好きって仕草してますね(^-^)』




そう言ってくれたお迎えのボランティアさんの言葉が


心に刺さった


0066.4代目 茶々(しほ丸(N2701))2005/02/04(金)23:23

【茶々の期限】

実は、我が家で預かる犬はルビーで最後のはずでした


お姉ちゃんの子供が産まれる予定なのと

しほ丸が就職して面倒をみれなくなったから…



ところが、ある日なぜか茶々はいました



保健所に送られる日になっても預かり先が見つからなかった茶々を

ボランティアさんがダメ元で我が家に連れてきた


そんな感じです




期限は1か月



それまでに預かり先が見つからなければ

茶々は保健所で殺処分となります



捨て犬茶々は子犬のままに

未来にたくさんの可能性を抱えたまま

飼い主と育むはずの喜びや愛情や信頼なんて

そんなもん知るはずもないまま…



理由もなく殺される





本能で感じる『死の恐怖』に

何の抵抗の手段も持たなぃ幼い茶々は…











てさぁ(・o・)



無理に決まってるぢゃん



我が家から保健所に見送り?



できなぃできなぃ


どうせ、情が移って延期延期になるね




間違いなぃ







というわけで


なんだかんだでボランティアさんの手中にハメられたしほ丸一家であります


0065.3代目 ルビー(しほ丸(N2701))2005/01/29(土)21:35

【今度こそさよならルビー】

ボランティアさんの姿を見ると

それまでご機嫌に遊んでいたルビーは

ピタッとシッポを丸めた


そして

そのまま何の抵抗もなく

黙ってボランティアさんについていった



まるで

この時が来るのを分かっていたように…



振り向くことなく車に向うルビーの後ろを

しほ丸は、少し距離を置きながら歩いた



なんだか声をかけてはいけなぃ気がした



長い沈黙のまま


ルビーが車に乗り込んだ時


ルビーと初めて目が合った


表情のなぃ目

何かを悟り、諦めた目




思わず声がこぼれた



『ルビー…』



その声を聞いた瞬間

ルビーは、慌てて立ち上がった


そして

急に目をキラキラさせて

車から飛び降りようとした




ルビーは待ってたんだと思う


黙って連れていかれる間中ずっと…



『ルビー!行かなくていいよ(・o・)』


そんな言葉を…




でも



しほ丸は降りてこようとするルビーを

両手で車に押し返した




何やってんだろ…自分…



理屈では間違えてないと分かっていても


今、目の前でこんなに不安そうなコイツを

裏切った自分が悔しかった




本当にごめん


ルビー…




両手に残されたルビーの抵抗の感触が


いつまでもしほ丸を責めていた


0064.3代目 ルビー(しほ丸(N2701))2005/01/25(火)13:23

【新しい里親さん決定】

ルビーが返品になってから

また同じような生活が戻ってきた


再び垂れ下がってしまっていたシッポも

またピンと上に向けてフリフリ歩くようになった


そんな光景が当たり前のようになってきたちょうどその頃…


ルビーにまた新しい里親さんが現れた


せっかく元に戻れたのにね



ルビーの小さな体に与えられた

あまりにも重すぎる心の負担



またボランティアさんが迎えにくるとも知らずに

ご機嫌にシッポフリフリ歩くルビーの姿が

あまりに痛々しくて…



思わず抱き締めてしまったりした



ルビーはボランティアさんが来たら怯えるだろう…




教えてあげたいな



お前の不安の先には


大きな大きな安心が待ってるよ


だから


ちょっとだけ我慢しようね




新しいルビーの里親さんは

和歌山にあるみかん農家に囲まれた家


家飼いをしてくれて

ルビーの事情もよく理解してくれてる



何件かの応募の中から

ボランティアさんが面談して
選りすぐって決めてくれた里親さん




だから、ちゃんとかわいがってくれるはず




ルビー



大丈夫!


大丈夫だよ!




一生懸命訴えるしほ丸に


『何の話ですかね?』


とルビーは不思議そうな顔して

『お手』をしてきた


0063.4代目 茶々(しほ丸(N2701))2005/01/24(月)00:55

【大人の階段】

子犬の茶々は、まだまだおしっこが上手にできません


足を上げずにジャーです




小さいチワワも
かっこよく立派にピンと足あげてジャーなのに


大きな茶々が
女の子みたぃに、へなちょこジャー



そんなまだまだ赤ちゃんな茶々ですが



ある日


とんでもなぃ事をしました




いつものように茶々とジャレて遊んでいると


なんだか様子が変





その表情



そして



その腰つき






貴様…





サカリを覚えやがったな





『お前、足あげておしっこもできないくせに生意気なんだよ(・o・)蹴』








ほんと、どこで覚えてきたのか



お母さんは悲しい(p_q)


0062.3代目 ルビー(しほ丸(N2701))2005/01/18(火)18:28

【ルビーおかえり笑】

しほ丸の家の前にボランティアさんの車が止まると

ルビーが勢いよく飛び出してきました



そして、一目散に家に入り


しほ丸達に飛び付きました



家族全員1人ずつに


順番に飛び付くルビー




シッポを丸め込んだまま


その目は


『私、恐かったのよ!恐い目にあったのよ!』



そう訴えかけてるようでした





そして


ひと仕切り大暴れしたルビーは


よほど疲れていたんでしょうね



そのまま

寝床に入って眠ってしまいました





不安な思いさせちゃって、ごめんね…




寝ているルビーの体に手を置くと


ルビーは寝返りをうち

しほ丸の手に顎を乗せました





ルビー


ごめんね





お前には

もぅ一度不安な思いをさせなきゃならなぃと思うよ






だけど



もぅ絶対に次が最後になるように


いぃ里親さん見付けてもらうから





だからね、ルビー…



だから、もぅ一度だけ…




もぅ一度だけ我慢してね





すっかり安心して眠りにつくルビーを見て



心が痛んだ


0061.4代目 茶々(しほ丸(N2701))2005/01/18(火)15:44

【死にかけ人形】


しほ丸には、とってもかわいがってた犬がいました

しほ丸が5歳から22歳まで飼ってた犬です


17歳で老衰で死にました


少しずつ少しずつ色んな事ができなくなって

1年くらぃ寝たきりになった末


最後、ボロボロになって死にました



床ズレがひどく、体中傷だらけで骨が見えてました

おしっこもうんちも垂れ流しになり

真っ白の毛はいつも薄汚れていました



我が家には、そんな当時のアイツそっくりのぬいぐるみがあります



たまたま景品で貰った気持ち悪いぬいぐるみなのですが


なんだか捨てきれずに

ずっとリビングに放置されてます




ある日

茶々がおもちゃをくわえて近づいてきました


『ねぇねぇ、これで遊ぼうよ


そんな感じです



しょうがなぃなぁ(・o・)


と、茶々のくわえている物に目をやると








なんてこった




あの死にかけ人形ぢゃないですか




死ぬ寸前のかわいそうなかわいそうなアイツが

新参者の子犬に食われてる(p_q)





思わず

『メッ(`・o・)ノ』

と取り上げてしまいました




何で怒られたか分からず

キョトンとする茶々








ごめんね



人間には色々あるんだσ(・_・`)


0060.3代目 ルビー(しほ丸(N2701))2005/01/18(火)12:16

【わんわんビーグル再び】

ルビーが貰われていった次の日


『ルビーが1晩中吠えたので返品したい』との連絡がありました



なんだかおかしぃ


ルビーは、家の中にいれば吠えないはずなのに



ルビーを今どこで飼ってるか聞きました



玄関でゲージに入れて飼ってるとの答えでした



はぁんルビーはゲージが恐いんだ



つまり

ゲージから出してあげれば吠えなくなるはず



でも


おっちゃんはゲージから出してはくれませんでした



何を言っても

『返品したぃ』の一点張りでした




多分



返品したい理由は

それだけぢゃなかったんだと思います




年寄りルビーが思ったよりかわいくなかった



こんな理由なんだろうなって思います




老犬は

子犬みたぃなかわいさはなぃですし

若い犬よりもずっと手がかかります



おっちゃんのイメージしている『犬』ではなかったんでしょうね




ルビーはとってもなついていましたし

おっちゃんも優しそうな人だったので


できることなら上手くやってほしかったんだけど



仕方ないことなのかもしれません




おっちゃんには、その器がなかったんですから




『今すぐ取りにきてくれ!』


と、おっちゃんはしつこく言ってきましたが



結局、ボランティアさんの車の手配がつかず

3日後にルビーを引き取りに行くことになりました


0059.3代目 ルビー(しほ丸(N2701))2005/01/18(火)10:58

【さよならルビー】

ルビーの里親さんは

ベンツに乗った恐面のおっちゃんでした


でも


とっても目は優しかったです



昔、ビーグルの子犬を飼ったんだけど

1週間で盗まれたらしく


『なんだかあの時の犬が戻ってきたみたぃですね』


と言ってました



ルビーがお茶菓子を覗き込んできたので

『こりゃ!(・o・)』

と怒ると



『いぃよ 一緒に食べようね(^-^)』

と、ルビーに分けてあげていました



『ルビーは1匹で不安になると吠えちゃうかもしれません』

と伝えると


『いぃですよ 吠えたら会社に連れていきますから(^-^)』


と言ってくれました



ほんとに優しそうな人で

安心できました



ルビーもとってもなついていたので

ますます安心できました




ルビーは、大人しくおっちゃんに抱かれて行きました




ルビー、元気でね




お別れも3代目になると

少し余裕ができました





だって



アニーもサンタも


あんなに幸せになれたんだから


0058.3代目 ルビー(しほ丸(N2701))2005/01/17(月)21:58

【ルビーとぉ父ちゃん】

なぜか人間と遊ぼうとしなかったルビーが


初めて、しほ丸と遊ぶようになった日のお話です



『ルビルビルビルビルビー(ノ・o・)ノ


と、しほ丸が追い掛けると

ルビーは、楽しそうに逃げ回ります



逆に


『ルビルビルビルビルビー(ノ・o・)ノ』


と、しほ丸が逃げると


ルビーは、これまた楽しそうに追い掛けてきます




『見て見てルビーが遊ぶよ(・o・)』


しほ丸がぉ父ちゃんに報告すると


『そんなん、別にいぃよ(・。・)』


と冷めた反応



『ぉ父ちゃんも、やってみ(・o・)


と、勧めても


『そんなん興味なぃよ(・。・)』


と、かわいくなぃ




結局、ルビーと遊ぶことなく自分の部屋に行ってしまったぉ父ちゃん



しかし


しばらくすると

ぉ父ちゃんの部屋から


ドタバタドタバタと音が




ん〜

怪しい…




そっとぉ父ちゃんの部屋に忍び寄り


一気にドアを開けました



慌てて振り向くぉ父ちゃんとルビー



部屋の真ん中で二人でつっ立ったまま…




『なぁにしてんのぉ?(・o・)』


と、ちょっといぢわるな質問をしてやると



『なんにもしてないよ(・o・)


と、なぜか激怒


そして

そのまま、ルビーを引きつれてベッドに潜ってしまいました





ほんと、かわぃくなぃ


0057.2代目 サンタ(しほ丸(N2701))2005/01/17(月)10:49

【サンタが噛んだ

無事に里親さんに貰われていったサンタ

でも、しほ丸は1つだけ気になってる事がありました


サンタが貰われていく時

里親さんのお母さんが嬉しそうぢゃなかったこと


お母さんは、サンタを気に入ってないのかなぁ?

そぅ思ってました



そんな時、お母さんから電話がありました


『あの〜、今日サンタが噛みまして…』



ありゃ(_゚゚)

きっと返品だ


『やっぱり返します』

そんな次に出てくるだろう言葉を予想して、身構えました



ところが


次にお母さんから出た言葉は


『どうしたらいぃんでしょうか…』

こんな言葉でした



サンタを返すのではなく

サンタを治す方法を聞いてきてくれた


それがとっても嬉しかったです



このお母さんはサンタと一緒に生きようとしてくれてる

サンタとうまくやっていく方法を模索してくれてる


しかも

サンタが噛んだのは

耳の中の毛を切ってた時だそうです



耳の毛を切るといぅ行為は

なかなか誰もがする行為ではありません



お母さんは、ちゃんと面倒みてくれてました





そして、その時、初めて理解できました


サンタを引き取るときに

お母さんが笑わなかった理由



お母さんは


『犬を飼う』という事の責任の重さを

しっかり分かってたから

笑わなかった




聡明で素敵なお母さんです


0056.3代目 ルビー(しほ丸(N2701))2005/01/17(月)10:15

【ルビーのシッポ】

うちに来たばかりのルビーは、

シッポをキュンと内側に巻き込んでいた


1日中ずっと


ご飯の時も
おやつの時も
散歩の時も…



別になついてないわけでもなぃのに

シッポは内側にキュン



ルビーはシッポが動かないんぢゃなぃの?

そぅ思ったくらぃ




でも、日が経つにつれて


ルビーのシッポは少しずつ少しずつ角度を上げていった



ほんとに少しずつ少しずつ…



1か月くらぃ経って


やっとルビーのシッポは完全に上がった



一種のバロメーターみたぃでおかしかった




ていうか



来た頃にあんなにシッポ丸め込んでいたくせに



今や、シッポをピンと上に向けて

ご機嫌にフリフリして歩き回っている姿が



なんだかちょっと生意気に思えてきて




思わず、歩いてるルビーにイタズラしたくなった



エィや(・o・)





歩いているルビーの足を引っ掛けて

こかす




ズベン




年寄りルビーは、見事にこける 笑




うほほほほ(・o・)




それを見て大喜びのしほ丸



そして




お母ちゃんに怒鳴られる




『こらなんてことすんの





慌てて逃げるルビー





いやいや



お前が怒られたんぢゃないから


0055.4代目 茶々(しほ丸(N2701))2005/01/15(土)22:53

【茶々が消えた


庭につないでいたはずの茶々が消えた


茶々がいるはずの場所には

食いちぎられた紐と

踏み荒らされた大量のうんちだけが残っていた



あちゃ〜(ノ_・`)



こりゃ、えらいこっちゃです



茶々は走っている車に飛び付いていく癖があるので
余計に心配です



慌てて茶々を探しに行こうと玄関を出かけた


その時です



『おたくのわんちゃん預かってますよ♪』

との電話がきました




おぉ神様



ほんと、迷子札付けててよかったです


そして

急いで茶々を保護してくださったお宅に行き

ピンポンを押すと




出てきましたよ


超ハイテンションの茶々が


しかも家の中から




『すんません、家にまで上げていただいちゃって(・_・`)』


しほ丸が謝ると

『いぃんですよ♪とってもかわいかったですから(^-^)』


と、なんとも優しいお言葉

ほんと、いい人でした




結局、いっぱぃ『ごめんなさぃ』言って

無事に茶々を連れて帰ったのですが




帰ってから思い出しましたよ







踏み荒らされた大量のうんちの存在を





茶々




お前、その足で家に上げてもらってたんだよな











あちゃ〜(ノ_・`)


0054.3代目 ルビー(しほ丸(N2701))2005/01/15(土)08:55

【ルビーの過去】

『お前、なんでこんなことになっちゃってるのよ笑』


目の前でシッポフリフリのルビーに

しほ丸はよくこんな質問をしていた



そぅ、そんな疑問が湧いて出てくるほど

ルビーには、かわいがられていた形跡があった



外飼いが一般的なビーグルのくせに家飼いなところ


人間に対する警戒心がないところ


人間のベッドに潜り込んで寝るところ


お散歩の時間が長いところ


躾けがいき届いているところ





きっと、暖かい家庭で大切に溺愛されて幸せな時間を過ごしていたはず





なんでこんなとこにいるの?


なんでこんな痩せ細っちゃってるの?


なんでお前は探してもらえないの?




恐いだろう…不安だろう…



かわいがってくれたお前の飼い主は、

助けにきてはくれなぃのか?




お前は、どこでどんな風にどんな理由で捨てられた?


捨てられた時、飼い主にはちゃんと泣いてもらえた?




ねぇねぇ、ルビー

答えてよ




ルビーと話がしたぃ


0053.3代目 ルビー(しほ丸(N2701))2005/01/14(金)11:24

【犬社会の掟?】

うちの近所には、とっても大きい黒ラブがいます

どっしりと落ち着き、賢く温厚なその黒ラブは

近所でも有名なお利口さんです


どんな犬にも優しく

この辺の犬達は、みんな黒ラブを慕い、なついています


ルビーも犬社会に仲間入りさせるために

この黒ラブの家に挨拶に行かせました



他の犬同様に新入りルビーを優しく迎える黒ラブ

うんうまくいった(・o・)


と思ったその瞬間です



ブリブリブリ




なんということか



ルビーのバカが

黒ラブの家の前に


でっかぃうんち




それを見た瞬間

普段、あんなに大人しぃ黒ラブが


バウバウバウバウ

あぅ(・o・ノ)ノ





怒りよりました



ていうか、怒るんやぁ





それからというもの


二度と黒ラブに仲良くしてもらえなかったルビー




自業自得


0052.4代目 茶々(しほ丸(N2701))2005/01/13(木)16:54

【変な特技】

茶々には、おもしろい特技があります


その名も


『茶々落とし』




どんなに大興奮で大暴れしていても



無理矢理抱き抱え


キュッとすると




コテッて寝ちゃいます




しかも、そのままスヤスヤ夢の中




かわいぃ!(・o・)





この特技が本当にかわいくてかわいくて



茶々は、一日に何回も色んな人に
この『茶々落とし』を食らわされています




そうこうしてるうちに

茶々は自分で抱かれると寝ちゃうことに気付いたのか


抱かれるのを嫌がるようになってしまいました




でも



所詮、子犬の力





どんなに抵抗しようが



やっぱり無理矢理抱かれて

コテッ







いったぃなんなんだろ?

子犬ってみんな、こんなんなのか


0051.番外編(しほ丸(N2701))2005/01/13(木)16:06

【幸せな生き方】

水の都 大阪

そんな大阪の下町にかかる小さく汚い橋


そこに1軒のダンボールハウスがあった


他を寄せ付けない異質な空間

鼻を塞ぎたくなるような異臭


ここの家主であろう恐ろしい目付きの爺さんは

通行人をまるで敵視するように睨み付ける



そんな爺さんの傍らに
1匹の老犬が横たわっていた


その犬は

老犬と認識するには時間がかかるほど

薄汚れ、衰弱しきっていた


大きく灰色の体は

肋骨が浮き出て


その骨と骨の隙間は

皮膚病なのか床ヅレなのか

えぐれた身が朽ちていた



気持ちが悪い




これが正直な感想だった


でも、なんだかその犬が気になって

私は毎日その橋を見に行っていた



ある時

『ちゃんと餌あげてるのかしら?かわいそうに』
とヒソヒソ話す通行人とすれ違った


『もぅ、あの犬はご飯なんか食べられませんよ』
そう言ってやりたかったが言えなかった



またある時

爺さんが恐る恐る自分の毛布を犬にかけている姿を見た

爺さんは椅子に座って寒そうにしていた




そんな日が数週間続いたある日


いつものように橋のところに行くと

爺さんは独りでポツンといた




犬の姿はなかった









ぉ爺さん



あなたの犬は



とっても幸せだったと思います





哀しげな爺さんの背中に


心の中で声をかけた


0050.3代目 ルビー(しほ丸(N2701))2005/01/13(木)14:15

【ルビーの宝物】


ある日、会社から帰ると

ルビーの顔が変だった




いつもより丸っこくて

何か無理してる顔






ぉ母ちゃんいわく

口に骨付き唐揚げが入ってるらしぃ




もぅかれこれ2時間ほどその状態とのこと




いやいや、いくらなんでもおかしぃでしょ




きっと口に挟まって取れなくなってるんだろうと、思い


ルビーに『出しなさい(・o・)』と手を差し出してみた




出さない



やっぱり取れなくなってる!ということで

ルビーの口をこじ開ける



すると


『アゥ


と、意図も容易く唐揚げが落ちてきた



慌てて唐揚げをお腹の下に隠すルビー




ほほぅ骨付き唐揚げが大き過ぎて食えないんだな(・o・)



唐揚げを小さくしてやろうと手を出すと


今度はなんということか



『アワワワァン

と抵抗しやがる




腹が立つので

『こりゃ!(・o・)』

と無理矢理奪い取ってやった



慌てて奪い返すルビー


んで




ゴクン






ゴクン(・o・ノ)ノ






飲み込みやがりました



バカデカぃ唐揚げ1個


しかも骨付き







その日の夜は、恐くて恐くて眠れませんでした








ちなみにルビーは

翌日、

粉々に砕けた骨混じりのウンチを

とっても痛そうにしてました




メデタシメデタシ


0049.3代目 ルビー(しほ丸(N2701))2005/01/13(木)11:53

【老人ボケ】


ルビーは『賢かった犬』だと思います


その証拠に

ルビーは『こら!』という言葉に敏感に反応します


そして

『こら!』と言われたことについては、二度としなぃ


ように努力してます




しかし、老犬ルビーには限界があるようで


おしっこだけは、どうしても我慢できなぃみたいです



家の中でおしっこしたらいけないのは

とってもよく分かっているんだけど


我慢できずに

ジャジャジャジャーー



んで、逃げる


一目散に…




まぁ、こればっかりは仕方がなぃことなので

きつくは叱らないようにしてるんですが




ただ1つだけ、お願いがあります



頼むから逃げるのは


おしっこを終わらせてからにしてくれ





ルビーのおしっこの跡は

ルビーが粗相をした場所から

一度右往左往し

寝床まで続く




掃除が大変だわ


0048.2代目 サンタ(しほ丸(N2701))2005/01/11(火)15:01

【保護された時のサンタ】
http://i.tls.org/p/pipic/p.cgi?p=1bbeDstb8ITgcJ1



長い毛にはうんちや泥が絡み付き
仕方なく裸ん坊に


【うちに来た頃のサンタ】
http://i.tls.org/p/pipic/p.cgi?p=1bTMbQgcBdwaYJ1

里親募集用に撮った写真

かわいく撮らなきゃなんないのに
何回撮ってもかわいくなぃ


【心を開いたサンタ】
http://i.tls.org/p/pipic/p.cgi?p=1bfohtU7IL-MgJ1

ある朝突然サンタの目が変わった

理由は分からないが
性格も変わった


0047.初代 アニー(しほ丸(N2701))2005/01/11(火)13:49

【アニーからの便り】

アニーが貰われていってから半年が経った頃


アニーの里親さんから手紙がきた



アニーが貰われていってから起こった色んな事が

1つ1つ日付を付けて書いてあった



アニーは、とっても大切にされていた


毎月のように健診に連れていってもらっていて

歯石取りまでしてもらっていた



それから、アニーのしでかした悪戯も書いてあった


アニーは庭履きを集めては食いちぎってるらしぃ

ボロボロにされた庭履きの写真が添えられていた



あと、アニーは嫉妬もするらしぃ


先住犬の毛の手入れをしていると

アニーは決まって邪魔しにくるらしぃ




うちにいる時は、いつもどこか遠慮深げだったアニー


悪戯なんてしなかったし

自己主張もしなかった




落ち着いていて、賢くて、
弱々しく、悲しい犬



それがうちにいた時のアニー





最後に1枚の写真があった



落ち着いた風格のある先住犬の後ろから


ひょっこり顔を出している

子犬のようなイタズラっ子顔のアニー





『アニー』


この名前を付けた時のことを思い出した






よかった

アニーは、きっと


これからずっとずっと


幸せ




最後のひと時まで

彼女に幸せあれ


0046.2代目 サンタ(しほ丸(N2701))2005/01/11(火)13:15

【さよならサンタ】

急遽、貰われていくことになったサンタ


精神的にまだまだ大人になりきれないしほ丸は

貰われていくと分かってから

里親さんの女の子に冷たくしちゃったかもしれません



サンタ…お別れになっちゃった…



最後にサンタを抱き締めて
『ばいばい』って言ってあげたかったんだけど


何にも分かってないサンタは
ちっとも大人しくしてくれない


女の子と遊びたがって
『イヤイヤ』ばっかり



そのまま時間が過ぎて

結局、ゆっくりお別れできないまんまに

サンタが行ってしまう時間になった



女の子にくっついて嬉しそうに車に乗り込むサンタ


ほんと、何にも分かっちゃいなぃ



『サンタばいばい(・o・)』

と、車のドアを閉めた




その瞬間


車の中で女の子に夢中だったサンタが振り返った


そして、急に大暴れするサンタ



普段鳴かないサンタが
車の窓にしがみつき、ギャンギャン吠えた




サンタは、しほ丸達も一緒に行くと思ってたんだね



やっと自分の立場を理解したようだけど





もぅ遅いよ!バカ!




バカバカバカ!サンタのバカ!



だから、ちゃんとお別れしたかったのに!




ほんとにバカ!

バカサンタ…






涙がポロポロ溢れてきた






そして、そのまま


たくさんの思い出だけを残して

サンタを乗せた車は消えていった


0045.2代目 サンタ(しほ丸(N2701))2005/01/11(火)11:44

【お見合い】

『うわぁかわいぃ

女の子は会うなりサンタに抱きつきました



えー!かわいくなぃぢゃん(・o・)


裸ん坊サンタは、お世辞にもかわいぃとは言えない見た目



なのに『かわいぃ』なんて言われ、サンタは大喜び


なんだか初めて出会ったとは思えないほど二人は意気投合


そぅ、その日はサンタの里親さんとのお見合いの日でした

引き取る前に、サンタがどんな犬かを見に来たのです



ちなみにサンタの里親さんは

中学生の女の子と、そのお母さん



一緒にお散歩に行ったり遊んだり


その日は、とっても楽しい1日でした



そして、夕方になり女の子が帰る時間になりました


すると、女の子が予想外のことを言い出したのです



『連れて帰りたい!』




やだ!(・o・)



しほ丸が思わずそう口走ってしまう前に

お母さんが口を挟みました



『だめ!今日は見せてもらうだけって言ったでしょ!』



そぅ!そぅだよ!今日は見にくるだけだったぢゃん!(・o・)



でも、女の子は
『私、ちゃんと面倒みるから!』
と、必死にすがりつく

サンタにぴったり抱きついたまま…




なんだかね


そんな姿を見せられますとね



柄にもなく優しい気持ちになっちゃいまして



言っちゃいましたよ




『あはは 連れて帰っていいですよ(・o・)』






あはは…泣



しほ丸のバカ


0044.4代目 茶々(しほ丸(N2701))2005/01/08(土)23:18

【ん?聞こえる?】


耳の聞こえない犬

茶々




そんな茶々について
最近になって分かったこと


茶々には拾える音がある』ということ




カエルのモノマネにもヤギのモノマネにも反応しないが



ウマのモノマネには反応する



ウヒヒヒーン(・o・)




つまり



茶々は、極度の高音は聞き取れるんだ



というわけで



ウマのモノマネを応用してみました




チャチャチャーン(・o・)





反応する




もぅ、家族全員嬉しくなっちゃって



みんなで大合唱



チャチャチャーン(・o・)
チャチャチャーン(・o・)
チャチャチャーン(・o・)




まさにキチガイの家






そして気付く





男のぉ父ちゃんには

茶々を呼べない





チャチャチャーン


0043.2代目 サンタ(しほ丸(N2701))2005/01/08(土)21:59

【サンタの家】


預かりボランティアをして

嬉しいなって感じる瞬間の1つは

犬が初めてうちの家を認識した瞬間です




散歩から家の近くまで帰ってきた時に

自ら進んで門に飛び込んでいく姿は愛しくてしかたないです



『そうかぁここはお前の家なのか



なんだか、その瞬間やっと犬に認めてもらえたように感じます



ところで、まだまだ意地っ張りサンタくんですが


なかなか家に飛び込んでは来てくれません


そんなある日のこと

夜中に初めて家の前でサンタを放して遊ばせてみました


案の定、一人でドンドン遠くまで行ってしまいそうになるサンタ


『サンタ!帰るよ!(・o・)』

と呼んでもガン無視



腹が立つので

『帰っちゃうからね!(・o・)』

と、帰る振りしても
一瞬振り返るだけでやっぱりガン無視


まるで『どうせ帰らないくせに』と見透かされてるよう…


もぅ!こうなったら本気で帰ってやる


とばかりに、本当に門を閉めてやりました





すると、なんてことでしょう(ビフォーアフター風)




門が、あと20センチで閉まる!というその時



あのサンタが見たこともないくらぃの猛ダッシュかましてこっちに向ってくるんです


そして

もう残り10センチになろうかとしている門の隙間を

強引にこじ開けて家に飛び込んできたのです






勝ったo(・o・)o




『ほら!人間様をナメんなよ(・o・)』

とか、サンタの頭をこつきながら


相当、嬉しかったりしました


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