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「月にみとれていたんだよ」
すこしの間
長い間
ほんのほんの一生の間
長い長い一瞬の間
月にみとれていたんだよ
君にみとれていたんだよ
覚悟
覚悟という氷水で
サッパリと顔を洗いましょう
決心
いつも笑うと決めたなら
それでいいけどそのかわり
決して泣いちゃだめだ
いつも笑うと決めたなら
最後まで笑いぬけ
簡単にひるがえる決心なら
心を失っていくばかりだ
優しい接吻 悲しい感じ
その頬にふれさせて
その腕にふれさせて
無意識のあなたこそ
愛すべきものをもつ
抱きしめるその時の
悲しい感じ
すべてを
私があの人のためにできることは
特にない
ただ黙って
きれいな気持ちでそばにいるだけ
きれいな気持ちでそばにいるといるという作戦
素直という爆弾を投下
言えないこともあるんだ
こうやってしゃべっていても
とても
奥深くにあって
簡単にはでてこない思い
それに言葉にできてない
いつかそこまで
二人で行けたらと思う
「不思議な恋」
この恋はすべてを含む
近づけず
けして終わらない
不思議な恋
複雑な恋
この恋はすべてを含む
私だけに見えるあなた
私はあなたの
そういうところがすきなんだけど
あなたのそういうところすきになる人は
もしかすると一生のうちで
私しかいないかもしれないでしょう
だから それだけの理由からでも
私を大事にしてくれてもいいと思うの
好きといっても
救えはしない
好きと言っても
救えはしまい
忙しい
と
私は言ってしまったが
本当にそうだろうか
忙しい
と
彼も
言っていたけど
本当にそうなのかな
忙しいという言葉で
離れていく関係って
淋しいものだ
そんな関係って
もともと素敵じゃなかったんだろう
何の期待もしない
とは
なんてロマンチックだろう
いつもいつも
思いと言葉が
ちょっとズレる
もどかしさ
あなたは正しい
けれど
正しさには限界がある
正しさの中にいるあなたからは
とどかないものがある
そうじゃないだろうか
僕達は
楽しかった
いつか
ずっと
前のことだけど
いつも
私は
ためされている
いつも だれも
見ていなくても
ひとつひとつの
行動で
私の価値が
ためされる
ちらっとだけみえたものは
なぜ輝いてみえるのだろう