わが愛しの回転寿司
そこで次は「えんがわ」というものを注文してみた。
寿司職人の右手が激しくうなる。
来た!これもまた雪のように白い。こんどこそはと手がのびる。これだ!うまい!
ついにわたしは生涯最高の伴侶を寿司屋で発見したのであった。
これ以来わたしのえんがわ病がはじまり、これをしずめるには、後日の「タイ」の出現を待たねばならないことになる。
しかしこのB店は良い。かなりお客様を大切にしている。
握っている人はいつもひとりなので大変であろうが、味はいつ来ても変わらないという最高のメリットがある。
わたしは、この握っている人に、いつからか「えんがわ」のお兄さんと呼ばれるようになった。
友人はもちろん「ウニ」のお兄さんである(笑)。「ウニ」のお兄さんは実はもうひとりいるのだが、そのもうひとり「ウニ」のお兄さんを紹介しよう。
次へ
ひとつ戻る
← TOP →